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親子レッスン


今日は親子レッスン日でした。お子様には展覧会作品の練習、そしてお母様にも半切紙2行書で練習している写経を臨書していただきました。親子レッスンで二人並んで半切紙に書くレッスンは初めてででした。お母様、子供の頃の書初め以来だと話されていました。

大きな紙はインパクトがあるので子供の記憶に残ると私は思うのです。せっかく親子でお稽古に来ていただいているので、お子様が大人になられた時に「小さい頃お母さんと書道習ったよね」という会話が出てくれたらいいな~。親子で習い事するって子どもにたくさんの心の栄養をあげている気がします。

今日のお清書。写経を初めて大きくして臨書してみた作品です。2行目安定していますね。写経の特徴をとらえて書かれています。細字でも書ける、大字でも書ける、これが本当の古典の習得です。

よい方向です。

お子様の展覧会作品課題「月あかり」は右にはらう文字が多いです。「か」以外の文字に含まれています。彼女はお手本に忠実で話をよく聞くことができるので「うまい書」は書くことができます。そこに私はパンチがほしく、はらう時には気持ちよく自分を出してほしいなと思っています。ですので、今回はらいの多い課題を彼女に出してみました。展覧会作品でもちろん賞を狙うつもりで練習していることと思います。でも私はそれよりも大事なこと、この練習が今後の書道に活きていくこと!大きな文字を書くことで線を引く楽しさを味わい自分の字を表現する喜びを知ってほしい!

来週も宜しくお願いします。

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