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家族


私は25歳の時に京都橘大学の書道コースに入学した。私と同じ年に入学した学生はみんな二十歳前。私が1回生(東京では1年生)の時の4回生も私より年下の学生ばかり。私のことをみんなどう思っていたのだろうか?海外から日本へ戻ってきてからということもあり、海外では年齢は気にせず学びたい人が大学に行くような雰囲気もあったので、当時は年齢差についてさほど気にならなかった。でも今思う。私は周りから声をかけずらい雰囲気を出していたのかもしれないと・・・。

卒業をして東京へ来てしまい会うことなんてない年の離れた大学の友達たちが年に一度の年賀状や引越通知を今でも送ってくれている・・・。そして10年以上の時間が経ち、みんなそれぞれの生活を送っている。私が冬羽と美來の幼少時代、毎日毎日お世話に明け暮れて書道どころではなかった生活を今大学時代の友達が送っている。はがきや手紙には「書道が遠い存在」とか「集中できる時間がない」とかなどの生活感があふれている。読むたびに「私もそうだった~」とうんうんとうなづいている。それでもこれらの写真を見る前までは私の中ではみんな20代の姿でとまっていた彼女たち。送られた写真を見て「え~お母さんになってるぅ!」と驚き嬉しく感じる日々。結婚して家族ができて子供が生まれ・・・私よりずっと年下であった友達がお母さんになってる!と感じる。

冬羽が幼少期、アレルギーで食事管理に追われて、書道が手に付かなっか時に師である橋本先生そして一先会の素葉先生、柏木先生たちから「圷!どんなことがあっても家族やで!」「家族はいいで~。」と言われていた・・・。だから年下の友達に同じこと言いたいな「焦らなくても書道はまたできるよ!」「今しかできない子育てを優先しね!」って。

そしてブログを通して・・・橘で出会った書道の仲間へ”ありがとう”と言わせてください。そしてこれからも近況届けてください。必ず再会しましょう!

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