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隷書


「隷書」を習いたいのです!と飛び込んできた生徒さん。

左⇒礼器碑

右⇒曹全碑

漢字の書体には篆書・隷書・楷書・行書・草書の五つをいいます。隷書の代表的な作品としてあげられるのは中国の後漢時代の「石門頌」「礼器碑」「曹全碑」であり、この頃の時代は石碑を建てるのが大流行したようです。日本ではその頃は弥生時代にあたります。

字形に特徴があり”八分”といって八の字のように左右に分散した姿であり、左右に大きく開いて波傑(はたく)という大きなハネ上げをしています。字形がよく整い洗練された美しさがあります。

何度も何度も波傑(はたく)を練習しています。楷書とは違った技法ですので最初は難しいかもしれませんが、隷書を書きたいとい気持ちが強いので上達は速いと思います。

「二文字目がうまくいかないと三文字目からもうだめだという気持ちが強くなり一文字目より集中できなくなる自分が嫌だ!そうではなくて五文字すべて同じ集中力をもたないとならない!自分に負けないようにします!」⇒この言葉を聞いて刺激をいただきました。

 「よし!私も今の自分の課題をがんばるぞ!」


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